緊張している時はストレス状態にあります。肩が硬くなる他に身体の反応としては、
・血圧が上がって心拍数も上昇する
・頭に血が昇ったようになる
・呼吸が浅くなる
などが挙げられます。
呼吸の乱れとは「呼吸が浅くなる」ともいえる現象です。呼吸が浅くなるということは酸素不足になります。脳は沢山の酸素を消費しますから、呼吸が浅くなると脳も酸欠状態になり、集中力が乱れミスも犯しやすくなってしまいます。
緊張した時に「肩の力を抜いて深呼吸して」と促すのは、身体の力みを取り除くためと、大きく呼吸をすることで酸素を十分に取り込むという目的もあります。前回は「なで肩」を意識することを挙げましたが、今回は呼吸の見直しと呼吸法についてご紹介します。
呼吸には、息を吸う時に胸を広げる「胸式呼吸」とお腹を膨らませる「腹式呼吸」の2パターンありますが、緊張した時には腹式呼吸がいいと思います。胸式呼吸も胸を広げるので沢山酸素が入ってくるというメリットがありますが、緊張している時は血が昇っていますからそれを落とす意味では腹式呼吸がベターです。「深呼吸」は胸式呼吸なので、意識してお腹を膨らませるのが腹式です!
また、意外に「ため息」もOKです。一般的に「ため息」ってあまりいいイメージがありませんよね。隣の人がため息していたらあまり気分はよくないでしょうし、「幸せが逃げる」なんて言われることもあります。
でも、ため息はストレス状態から解放させる身体の防衛本能ともいえるかもしれません。ハ〜っと吐くことで今度は沢山吸えることになりますので呼吸が深くなります。
ただ、嫌がる人もいると思いますので、「ハ〜」とは言わずに「フ〜」とすれば呼吸法をやっているように思われるんじゃないでしょうか??(笑)
呼吸を整えることでストレス状態から脱出するという方法はヨガや中国養生法に共通する技術ですね。当院でもセルフケアとしてそうしたアドバイスも行っています。
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